小学校教員をめざす人のための
小学校教諭二種免許取得支援プログラム(教育学部を除く)
岡山理科大学では、2006年4月より「在学中に小学校の先生の免許も取りたい!」という学生の要望に応えるとともに、現在不足している、理数系教科の指導に優れた力量を発揮できる「理系学部出身の小学校教員」を養成するため、通信教育課程のある大学と提携し、小学校教諭二種免許の取得に必要な単位を在学中に取得できるプログラムを推進しています。
履修計画
小学校教諭二種免許状取得に必要な科目および単位を、本学開講の教職関連科目と通信教育課程のある大学の科目を併用して修得します。
通信教育課程のある大学の科目については、通信教育とスクーリングの形態で1年次秋学期から4年次までの3か年半で修得します。4年次には、中学校での教育実習(3週間)のほかに、小学校での教育実習も行います。
履修費用
4年間(4年次の教育実習を含む)の通信教育履修に要する費用は約35万円です。
*その他に、随時費用(教科書・テキスト代、レポート送料、初等教育実習学習費用など)が必要です。
参加資格
本学に半年以上在学し、中学校教諭一種免許の取得に必要な科目を計画的に履修していると認められる者を対象とします(選考:1年次秋学期)。プログラム参加者には、教員採用試験に合格し、免許取得後に小学校教諭として活躍しようとする強い意欲と決意、免許取得・採用試験合格のための学習をやり遂げる自信と見通しなど、将来に向けての展望をしっかりもった人が望まれます。これは、学部学科の授業、中・高教諭免許取得のための教職科目の授業のほかに、通信教育科目の学修、免許取得支援の補習(週3回、無料)等に取り組まなければならないからです。
このプログラムに参加するには所定の要領で申込書を提出し、審査を受けます。一定以上の学力を要するため、本人のGPA(Grade Point Average)を審査し、必要に応じて面接を実施します。
このようにして、中・高等学校教諭一種免許だけでなく小学校教諭二種免許も取得できるよう大学として支援します。
岡山理科大学では現在、このプログラムに参加する皆さんが、単に免許を取得するだけでなく、小学校教員にふさわしい知識と技能を身に付けられるよう、経験豊かなスタッフ、新たな施設、カリキュラム等を充実し、支援を行っています。